便乗商法の良し悪し

久我

2009年03月26日 12:21

こないだの続きです。

ゲーム(バサラ)やアニメ(らきすた)等の二次元に潤わせて貰おうなんて…と白い目で見る人達も居るでしょう。見境無いなと。
まあ大河にも言えた事なんですがね。


グッズだったりラベルだったりでも失敗すれば損害が発生するリスクが常にあります。色々登録だったり面倒臭い事もあったりします。
いい加減な所じゃない限り普通はメーカー側も大変だと思いますよ。


しかし中途半端に着手するとマニアから激しい抗議や反感を受ける事になり、逆にマニアを味方につける事が出来れば影響は凄い事になるのは確か。
まずはファン心理やマニア心を分析&理解する必要がありますね。


同時に大切なのが
『宣伝』と
『時期』と
それらを行う『場所』。
今回はそこに的をしぼってみますね。



例え大金注ぎ込んでもタイミングが悪いと客数は大差ありません。
実例:某力゙ン夕゙ム外伝的映画の宣伝を○○線(電車)の吊り広告などで大々的に行うも客足伸びなかった…とかね。
食品を扱う系ならまずは感心を引く見た目。
競争で生き抜くには埋もれてしまわぬよう他との差別化が重要な役割を果たします。

食品販売の担当をやっていた頃にこっそり実験した。
同じような納豆がある中、値が張る政宗納豆がありました(←いつか紹介します)。高いので中々手に取って貰えません。
そこで『宣伝』として[流行りモノ]を取り込む精神で、小さな手書きポップに一般消費者が気になるであろう情報(他との違い)と政宗を描いて若いヲタ達の感心を引いてみた。
やっぱり買って行く人が増えましたね。

買っていくヲタ心理的には『仲間(理解者)がこれ(pop)を描いた⇒仲間がいるなら恥ずかしくない(ヲタだと公にしたくないという抵抗が少し緩和される)⇒手にしやすい』の流れが出来ていたように思う。

だからと言ってゴテゴテ飾り立てたり流行りを取り込めば良い訳でも無い。それは一長一短だからだ。
流行りはいずれ鎮火するし廃れる恐れすらある。再び流行る事もあるだろうが[刹那的なもの]と捉えて挑んだ方が賢いと思う。

その刹那的な流行りを利用して自分所の商品を知って頂く[足掛かり]にするんです。その為にライセンス料払ってゲームやアニメを利用するのですから。

値段相応で需要があれば流行りの後もファンとして中身に付いてくる様になるよ。
多分あのいい加減な入浴剤はリピーターが付かないだろうけどね(笑)



思いの外長くなってしまったので『時期』に関してはまた今度(・∀・)ノシ
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