聖地巡りの基礎[供物編]

久我

2009年06月30日 15:46

【供え物編】

▼花⇒供えた後はゴミにならないよう持ち帰る事。
周囲を気にしてのブーケ類も、気にする位なら最初から持って行かない。
腐ったり散ったりすると掃除も大変。


▼飲食物⇒鳥や獣が散らかしたり・腐って[不浄]となるので、供えた後は持ち帰る。飲物は墓所の石を傷めたり・ボトルや瓶でも処置が面倒なので、なるべく開けずに持ち帰る。
持ち帰ってから、飲み食いしないで流したり捨てる。
(供えた以上、もう中身は自分達生者の物では無い。自分ちの仏様のお下がりと違い、実際は[そこに留まる得体の知れない何]に捧げたか解らない事が大半なので、勿体なくても飲み食いしないのが鉄則。)


▼ヌイグルミや人形⇒水分を含んでカビたり腐ったり、菌のキャリー(不浄)になるので嫌われる。
又、依代(よりしろ=取り憑く媒介)になり易く、神社・仏閣・墓所などには持ち込まないのが基本。
思ってるようなモノが憑いてくれる訳もなく、変なモノの依代になってしまった人形、見た事ありますよ。


▼線香⇒無難で良し。場所によっては火災の恐れに繋がるので、その時は遠慮する。
百均やスーパー等でも売っているが、どうせ線香臭くなるなら値は張るが良い香りの物を買うという手もある。



※基本は持ち帰りです。

※あくまで他人様の場所である事を忘れない。

※自己満足で置いていった物・散らかされた物を、溜息混じりに片付ける方々の存在・気持ちを考える。

※好きで訪れたなら、礼節を通すのが筋である。

※場をわきまえて大声で騒がない。

※残していくのは[気持ち良さ]。目に映るものだけが本質ではない。
綺麗にして帰れば誰だって嬉しいものである。





▼ざっと供え物編はこんなものだろうか。
特に生物(魚や肉など)はタブー。
今度は神社などの基本的な事をUP予定中。
意見や疑問、リクエストあればコメントか拍手からどうぞ(・∀・)♪


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