映画と舞台『ふるさとをください』

久我

2010年03月18日 08:37

時間が無くて友人の出演する舞台の下調べがまだ済んでないのですが、関心を持って貰えたら幸いです。


女性観やら問題満載な大河:独眼竜政宗の元凶とも言われてるジェームス三木だが、ちょっといい話も作ってた事を今回知りました。
日本映画史上でも画期的と言われてるいて、補助金はなく、全国[きょうされん]関係者が出し合って作られた障害者テーマというもの。
1億弱の予算しか無い中、この手の映画は初らしく困惑したそうですよ。

まぁ、映画を実際見て無いので細かな描写は避けますが、映画と舞台は違いますからね。
皆さんにも間近で熱演を観て欲しいと思います。



▼きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)の30周年記念に『ふるさとをください』という映画が作られました。
※和歌山県に実在する施設『麦の里』がモデル。


精神総合失調症で入院していた人々が退院後に働く共同作業施設のお話です。


▼まず軽く精神病に触れておきますと、140人に1人の割合で発病しているらしいです。
端から見れば『些細な事』が切っ掛けでも、当人からすれば『些細(ささい)』で済まなくなり、不眠症・過剰な自己嫌悪・外出が怖くなったり等といった問題を抱えて苦しんでたりするものです。

精神病患者は全国に34万人にもおよび、そして退院後に帰る家が無い・理解に乏しく受け入れてくれる作業所が無いなどといった方々が10万人にもなる現実。

問題は『精神病って頭ヤバいんじゃ…?』といった間違った先入観が原因かと思われます。
ちゃんと病(やまい)を知り、理解し合い、向き合えば互いに安心してやっていける事でしょう。

この記事を読む人や周囲の人も、いつかならないとは言えない問題です。我が身か家族に置き換えて考えてみて下さい。


▼施設内にはクリーニング屋やパン屋などがあり、精神病院から退院した者達は社会復帰に頑張ろうとする。
ところが障害者の作業所が進出した事による地域民との摩擦や無理解から発生する差別問題に悩み苦しみが出てきます。


障害者支援の立場と地域問題という現実に板挟みになりながら、『ふるさと』という帰れる場所を少しでもいいので分けて欲しい…と問い掛ける人。
反対派として対立しつつも様々な言動を聞きながら変化してく人。
自立しようとする人。

様々な人間模様と確執が描かれる。


▼映画のストーリーを要約すると上記みたいな感じです。
さて『舞台』ではどのようになるのか。
ジェームス三木さんは関西出身らしく、関西弁への指摘もしているそうで。
非常に楽しみですw



▼友人は舞台で日舞の師匠を演じます。
着物の着付けから『役』に入っていく話も聞いてるので、それも後ほど裏話としてupしますぞ…♪

矢川千尋』といえばピンとくるリスナーさんも居る事でしょう。
実は『ちろたん』っちゅう、めっちゃカワイイH.Nでコメントくれてる…あの人ですw
更にぶっちゃけると、記念日作っちゃお~なコーナー記事がおいら大好きだったりするwww見てみ?聞いてみ?


今日か明日には舞台に関する追加告知をupするので、是非足を運んでみて下さい(・∀・)♪
久我を通すと前売り価格確実ですぞw
ね?ちろたん♪←



web拍手

関連記事