2009年03月02日

ある猫への弔い

前に少し触れた子猫の話です。

ある子猫が拾われ、[最/後/の/ディナー]と称した餌を与えられた。
名も無い子猫はその直後から某巨/大掲/示板でネット公開処刑される。
バスタブで熱湯を掛け、耳や尻尾を切り、針金で首を絞め上げて約4時間で生き絶えた。
犯行に及んだのは当時27歳の男。死に至るまでの虐/待写真を幾度となく板にupした。

詳細は省くが、この様子を見ていた人達が署名活動等を行い、異例逮捕に到った。(詳細)
そして、この事件を多くの人に知ってもらおうと数々のサイト等が乱立した。

皆の思いが逮捕へ導いた美談として語られる事も多いが、それら板に書き込まれたコメントに注目して欲しい。


犯人に対し─
『同じ目にあって死ね』・『ぶち殺してやりたい』

猫に対し─
『生まれ変わったらウチにおいで。愛してあげる。』・『天国では幸せになってね』

他の意見─
『たかが猫一匹だろ?』

全てがこの様な内容では無いが、よく見掛けられる上記内容の問題点に気付いただろうか。
…残酷な様だが、これらは現実味に乏しく改善にはならない。

本当に胸を痛めたなら再犯や件を模したを事件が起こらぬ様にするべきではないか。
身も蓋も無いが、泣くのは誰にだって出来る。

人によっては自己満足or自己完結と直結するそのカキコは死んだものを対象にした、後付け代理ミュンヒハウゼン症候郡みたいだ。


─[泣く]という行為はストレスの発散であり、ストレス源)から一度離れ、時間を掛けて消化していくシステム。
[頭の中が白くなる状態]は肝心な部分を置き去り、情報(ストレス)の鮮度と思考力が著しく落ちるので片付いてから泣く強さも欲しい所である。


少し脱線したが、事件の発端となった[根本的な部分]に注目しなくてはならない。

『何故』それを行えてしまったか。

野良がいなければ事件は起きなかったか?
[犯人]がいる限り、起きないという保証は無い。
ならば皆が皆を意識して[犯人]となる人間を作らない様にするべきではなかろうか。

人間性は取巻く環境によって大きく変わる。

身も蓋も無いが犯人は[構ってちゃん]だろう。
荒らし行為を続けて叩かれる事でしか関心を引けない『認めて貰えない』哀れな人なのだろう。

真に虐待したいなら公開等リスキーな事をせず、黙々と行うだろう。
邪魔されたくないだろうから。

事件が起こらぬ様に見張ろうとも、常に暇という訳でもない。所詮我々に出来る事は限られている。
誰しも労力を削ってまで[たかが猫1匹]の為に日常を変えようとはしないだろう。
出来るのはほんの一部の人に過ぎない。
そのほんの一部の人達だって、日常や様々なものを犠牲にしたり、実情は理解や協力の乏しい中で戦っているのである。
ある意味、自分達との戦いとなる。
維持費も馬鹿にならないし、その行為が視点が変われば立場も変わる。迷惑だと受け取られる事だって当然ある。

まずは格好付けたり背伸びせず、自分の周囲という小さな世界から守っていってはどうだろうか。
皆がそれを行えば変わってくる筈だ。


ほんの少しでいいから心に触れて、ほんの少しでいいから気遣いが出来れば…、
心の隙間を無くしてぬくもりの大切さに気付けるのではないだろうか。

久我も大切なもの達を傷付け傷付けられれば犯人をどうしてしまうかわからない。色々保障も出来ないかもしれない。
済んでしまった事は戻らない。失われた命を本当に悼むのなら非現実的な[生まれ変わったら…(しかも猫指定)]等といった(厳しい言い方になるが)自己満足で終わらせるのではなく、事件に至ってしまった人心を深く考えて理解しようとし、断罪するだけではなく許す心を持つ必要がある。
件の犯人は必要悪ではないのだから、自己逃避の材料にするのは稚拙である。だから煽ったり荒らしたりする連中が減らない訳だ。


家族・隣人・友達・日常ですれちがうだけの一期一会な人達…
皆を理解し、大切にする事が、あの猫への弔いになるのではなかろうか。


非常に纏りが悪く上手く伝えられない箇所も多いが、何かを考え直して貰える切っ掛けになれれば…幸いです。
この記事が久我なりの弔いの1つになるだろう…。


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