2009年03月02日

騙しの手口[占い編]

占いと言っても様々だが、むかし受付バイトしてたのが水晶の印鑑を売りつける悪徳臭い所だったのね。
最終的には速攻ぶっちして行かなくなったけど、数年後に店は無くなってたな。


そんな店の手口です(笑)


①激安~手頃な値段で占う(といっても統計学)

②開運の為、水晶の印鑑を奨める。
ピンキリだが5万・20万・100万みたいに段階があった。最低でも20万のをよく買わせていた。
実際には5万のは買わせていた所を見た事が無い。

③水晶に独自の自体で名前を掘る(一週間程で届きます)⇒それを決まった期間毎日開運の神(紙)に押す。一緒に付いてくる印鑑ケースの朱肉は血肉と同じなので消耗させない(使用禁止)で別に朱肉を用意する。

④それらを律義に守る客=カモ。カモは信者に化けるから大切に扱う。
印鑑の浄化と称して[おふせ]を頂戴したり様々なグッズを奨める。


大体こんな感じ。
自ら『買いたい』と言わせるのがポイント。
こじれた時に[自らの意志で購入]か否かでかなり優劣が決まるからだと思われる。

受付項目(氏名/生年月日/住所/電話/簡単な質問など)を書くにも手が震える程に切羽詰まった男性が、帰りに印鑑を注文してしまったのを見た時『辞めよう』と思った。


占師面々は明るくて中々面白い。やはり見た目(占師にいだく[らしい]恰好)にはこだわっていた。

売上トップだったオサーンが「周囲が真っ暗で、淡く白く縁取られた梵字が自分の周りをぐるぐる廻ってる。お経みたいなものも聞こえてきた夢を見た。」と興奮して語ってた事がある。
「初・心霊体験(?)だ~!!」って嬉しそうだったが、何も作用してないから安心しろと言ってやりたかった。
てかその手の事とかならオサーンより自分の方が解るわ…と顔で笑って心で白目…だった(゚Д゚)ポカーンw


奨める水晶等を『本物』だと主張する輩は信じない方がいい。鑑定書か何か付けるのか?
その人にとって価値ある物に昇格してしまえば、安物もプライスレスに変わるのだろう。
本物だろうが偽物だろうが屑水晶だろうが価値観さえ掌握・操作してしまえば[こっちのもん]ってやつだろうしね。
効果がなかったら「効果が出ないのは貴方の所為or信心が足りないから」だとか様々な手で更に薦めるだろう。

優しそうな雰囲気や肯定的な話術津に簡単に騙されないでね。


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Posted by 久我 at 15:47│Comments(0)◇思考回路
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