思う
宮城で困ってる人達から話を伺うと、皆揃って『まだ恵まれてるから(大丈夫)』と言う。
他の被害の酷い地域と比べたらだろうが、苦しい事には変わりない。我が儘言ってはならないと自戒してしまうのだろう。
しかしちゃんと聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
『トイレ用の水が無い。』
『食品は無いが、果物を全く食べてない。果物食べたい。』
『目撃情報は人づてで入ってきたが、ネットで生存確認(場所確認/確定)が出来ない』
『節電は本当に助かります。』
『物資が全く入ってこない…。なぜ都内に(それ以外も)品薄現象が起きるの?』
『明かりが無くて、真っ暗闇だったから本当に怖かった…。』
本心は枯渇(こかつ)している。でも気丈にも頑張って生きようとしているのだ。
日本人の習性がそうさせるのだろうか。
…何と無く流れ的に物資を買い占める・必要以上に備蓄する人へ。本当に今そんなに必要か。
活かしきれると断言出来る?用途詳細解説が出来る?
買物には『絶対消費量』というものがあり、スーパー等がむやみやたらと安売りしないのにも訳がある。
いち家庭での[使い切るまでの時間(期間)]があるからね。
食材とかになるとストック分を使い切るまでに傷んだり・事態が鎮火して持て余す事になるんだよね。勿体無い。
店側は、客が次のストック分を買いに来るまで[商品を買いに来ない=ついでの買物が減る]ので地味に売上が削られるってもんなんだよね。
買い込むのは悪い事じゃない。
ただし買い方(限度)ってものがある。
[お一人様○点まで]とか[一家族につき○点]と書いてあるならソレを守るべき。他の困ってる人の手にも渡るでしょ?
仮に点数(個数)制限が無くとも、そこは人間性というか思いやりの深さが必要になるよね。
周囲への考慮無く米を50キロ買い漁ったオバンとかさぁ、無駄は多過ぎなのに思いやりは少な過ぎだわ、と(苦笑)
仲間に分配する?狭い世界で自ら鴨ネギになってるだけじゃん。
周囲を不必要に困らせてまでやるなど美徳のカケラも無いね。
自らが抱える家族や大切なもの達を守るべく動くのは良い事だ。しかし程度によっては問題になる事もある。
活かしきれないなら買い込み過ぎるもんじゃない。
本人は疎(うと)まれ、家族も同じように倦厭されてでも[裸の王様]のように生きたいと言うのなら、寂しい人として虚構を生きるといいよ。
そうそう、仕事で行かされた資格試験は見事に落ちましたw
コレの為に2ヶ月はまともに休めて無いからね。研修もいい加減だったし、気が楽になりましたわwww
先程前の方の記事に[いかや]さんの安否コメントを頂いて嬉しく思うように、久我が知ってる宮城で産業系や頑張ってる方々は(ほぼ)五体無事に生きている事が判りました。
今までより深く眠れるようになったのは、安堵と疲れからでしょうか…。仕事等ハードスケジュールや調べ物からくる疲れでは、こんなに眠れませんからねぇー…(´ω`)
郵便(ゆうパック)で物資を山形・秋田・青森に送れるようになったとか。
震災の酷かった三県はまだ遅れず…orz
しょんぼりーぬですわ。
だからと言って少ないガソリンで現地に突撃するもガス欠で車を乗り捨てていくのはナシな。アレ、かなり迷惑だから。偽善の象徴臭いから。
路上に乗り捨てられた車を動かすにもガソリンと手間が必要となる。物資を運ぶ車等は邪魔な車をどける事も叶わず迷惑ばかり被(こうむ)る。良い事ないね。
例え現地が心配で気になるからといっても、一月やそこらで様子見に行かないように。危険だからね。
その為にTVで言わない・言われない情報集めてるから。
TVでも街でも震災の恐怖が薄らぎ始めてるこういう時こそ、気を締めて被災地に目を向けなきゃね。
あ、も一つ。風景とか写真をバシャバシャ撮られるのは疲弊した現地の方々には辛い事。記念撮影に見えてくるらしい。事実そういう輩も多数居るようなので気遣って欲しい。
相手は言う気力もないまま更に追い込まれてしまう。
また時間を作ってupするね。
準備しているこれからの情報等を多くの人に知ってもらうべく、今まで放置してたランキング復活をだてブログ運営側に申請したものの、未だ連絡無し。
彼らには物資が届いて少し気持ちが優位にありそうなものなのだが、メール内容再また送しなきゃならんかな?
今回は事態が事態だが、毎度対応の悪さに軽くイラッとします。
だてブログはツイッターもやっていて、そっちでは頑張ってる様子が伺えますので見てみると良いかも。様々な情報を流してますよ。
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