2009年09月20日

不思議話11:住まう者

九州へ遊びに行った時の事。

久我と鶴は仲の良いweb友(霊感強い相談者)の家で一泊していく事になっていて、直に逢った時はテンション高かった(笑)

初めは友人が受けていた相談者だったのだが、「自分の手に余る」と久我に依頼をパスされてからずっと様々な相談を受けていた人だ。

彼女は久我達より年上だし子供もいるのだが、色々重なって[遠隔]じゃなく[直]に観た方が良さそうだと判断した為、逢いに行った。


そういった経緯があり、今回家に招かれる流れに…。

3Fにある彼女の家に向かうべく、細くて急な階段を上がっていると、2Fにいつも気になる所があると言う。
そちらを見てみると確かに人ならざる者の気配がする。


『何か居るっぽいんよ』


一応気になるなら…とよく見てみるとそこには妙なバーコードハゲのオッサン霊が居た。


『何してんだよ?』と半笑いで声を掛けるとビクリとしたオッサン[霊]が『住んでるんだよ!!』と逆ギレ(爆笑)


皆に振り返り、『住んでるんだって(笑)』と伝えると一同大爆笑。オッサン何故か半泣き。


彼女も『そうね~(訛りで[そうなんだ]の意)、そんな所(階段横通路)に住んでるんね~』と大ウケ。

思いもよらぬ珍客達(久我達)に笑われて悲しくなってしまったらしく、暫くするとオッサン霊は居なくなってしまった。


何処へ引越したのだろうか?



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