2009年07月04日

聖地巡りの基礎[神社編]

▼鳥居⇒領域の入口であり[結界]である。不要なモノが入らない様に眷属が見張っているので挨拶はここからとなる。
くぐる前に帽子等は取り、不要な物は持ち込まないで一礼する。
(※喪中は鳥居をくぐらないで横から入る。)


▼御手水(手水舎)⇒簡易禊(みそぎ)にあたる。
一杯の水で全て行う。

①右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手を清める。

②柄杓を左手に持ち替えて右手を清める。

③再度右手に持ち直し、柄杓を立てて余り水で上から下に柄を清める。

④左手で柄を上から下へ軽く拭うようにして水と共にケガレを流しさる。

⑤水を汲む面を下に、静かに置く。

※③の右手に持ち直した後で口をすすぐ流れもありますが、柄に口を付けたり水を飲むのはタブー。
言(げん)を清めて言霊(ことだま)に昇化すると言うが、[場を穢す言の葉を発しない約束]の意味もある。
その地のもの(水)を口にする(漱ぐ)事で[一時的に眷属の末尾に加わる=その地(神の御座)に近付く]なので場所に依っては気をつける事。


左手に水を受け、口を軽く漱いで下に出す。
衛生面で不安ならやらないか、未開封のペットボトルの水(塩を入れるのも良)をソレのみに使用する代用法も可。

[気枯れ(穢れ)]を祓うという概念を忘れない事。


▼鈴⇒音霊(音に宿る力)により修祓(しゅばつ=手水が外からの穢れに対し、己の内部から穢れを祓う意味と力があるとされる)を行う。拝殿への到着を知らせるものであるので祈願等の前(最初)にする。


▼参道⇒一歩一歩、心鎮め、無心に近付く道。
この間、眷属により見定めが行われているとも言われる。
神社内での道の真ん中は神の通り道。


▼賽銭⇒神社丸儲け(笑)等と考えず、俗世の欲を捨てると考える。

5円…御縁
15円…十分な御縁
25円…二重に御縁
45円…始終御縁

~がありますように、と思えば出せるでしょう。
金(かな)は神域に立入る交通費と考えれば良い。昔はおひねり(米)だったという。

▼神前⇒必ず一礼して、二拝二拍手一拝。その後、両手を合わせて願掛けに入る。(二拝二拍手一拝の詳細に関してはまた後日)

声に出さず(心の中で)生まれた地と現住所と氏名を告げ、日々の感謝の意を捧げた後、ようやく自分の祈願を行う。
最後に必ず一礼を忘れない様に!


▼帰り⇒鳥居を抜けた所で振り返り、神社に向かって軽く一礼。



▽これらが大まかな流れです。基本、儀式尽くしみたいな感じです。
ケースバイケースですが、大体こんなんです。

意味を知らず、どうしていいか分からず、周囲を真似してきた方々にも少しはお役に立てると思います。
かなり簡略してますが、久我が分かる範囲なら『これは?』と聞いてみて下さい(・∀・)

浅草や明治神宮とかで外人さんに御手水のやり方をさりげなく見せて、一生懸命真似してるのを横目で見ながら内心ニヨニヨ笑うのが好きです(苦笑)

頑張れ外人さん(笑)


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気が向いたら続く…




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