2009年08月17日

7月20日の塩竈の祭

7月18~20日に宮城を旅して来ましたが、偶然『塩竈祭』に遭遇しました。

詳細は旅レポ編に纏めていく予定ですが、『折角だからフォトラバしとけ』と声掛けしてくれる方が多かったので、文化をより多くの人へ伝えるつもりで旅レポよりちょこっと先にupします。





大きく重たげな神輿の前で『精神統一ッ!!』の号令の後、気合いと共に担がれた。

二つの神輿が、幅が狭く足場の悪い急な石段を降りてゆく。


一段一段を慎重に、命掛け。気の乱れは赦されない。

ギャラリーの見守る中、一瞬大きくよろめく。
7月20日の塩竈の祭


写真向かって左下側の人が素早くサポートにまわる。
白装束の一団に緊張が走る。

先に行った神輿が石段の中腹辺りに居る。その更に下には観客…。
担ぎ手の一人でも脱落すれば階段から雪崩落ち、悲劇が起きてしまう。

7月20日の塩竈の祭



伝う汗をそのままに、異様な熱気と張り詰めた空気を纏って男達は祭の一部と化す。


観客達は「ただ階段下りるだけ?」とか「凄いねぇ~」とか、中には担ぎ降り行く神輿に向かって賽銭を投げる輩も居た。

命掛けの『重さ』を少しは考えてみろ。
自分勝手な行いで死者が出たらどうするつもりだ。
賽銭が人に当たったらどうする?神輿に傷ついたら修復費も出さない癖にどうする気だ。
ふざけた事する輩はその場を去るべきではなかろうか…。

時間の都合で我々は祭を少しだけ堪能し、その場を後にした。


無事に下に着いた神輿達はなかなかのスピードで移動。
次なる目的地へ向かう久我達は、神輿と観客達が道路を大移動する姿を目にする事が出来た。

今年の祭が無事に済んだ事をのちに知るが、来年もまた無事に祭が遂行される事を切に願う。




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